私たちのヒーローになろう


花恋

所在地

日本 埼玉県

病名

びまん性内在性橋グリオーマ(DIPG)

診断日

2009年5月5日


ストーリー

私の娘花恋は年11月13日に生まれました。
彼女は好奇心にあふれ、バレエやキラキラしたものが大好きでした。
歌ったり踊ったりすることも大好きで、幼稚園の合唱発表会では、口を大きく開けて歌っていたのを今でも覚えています。

5歳のとき、脳幹部に腫瘍が見つかり、次第に体を動かせなくなっていきました。


最初は化学療法とリハビリに一生懸命取り組み、普通に歩けるまで回復しました。
医師たちはそれを奇跡だと言いました。

その後、再び症状が悪化し、放射線治療を受けることになりました。子どもにとって非常に大変な治療だと思いますが、
花恋は固定マスクをつけず、動かずに治療を受けることができました。
治療はうまくいき、再び回復しました。海やディズニーランドなどへの旅行も楽しむことができました。

小さな体でありながら、花恋は生きる力にあふれ、最後まで病気に立ち向かいました。
彼女は素晴らしい娘でした。
私は彼女を誇りに思い、これからは花恋が教えてくれたことを最大限に生かしていきたいと思います。
そうすることで、彼女の存在はいつまでもここに残ると信じています。